2020年7月11日

42年前の梅干しが残り少なくなりました。
若くて、まだ新婚?だった頃、お隣さんから手に入れた生梅を、昔ながらの方法で漬けていたものです。
確か20パーセントの粗塩で漬けていて、瀬戸物の亀に入れたまま、暫く忘れていました。

10年数年前、おそるおそる開けました。
果肉はカラカラに収縮し、塩は氷砂糖のように結晶していました。
風味はないけど、酸っぱい味はかなりのものです。
昔の梅干しは世紀超えもすると聞きます。
クエン酸と塩で殺菌効果があり腐らないようです。
私も、シソはゆかりにして、梅干しは煮魚などの料理に使っています。

まだ暫くは雨が続きそうです。
梅雨も終盤近くになると、毎年豪雨災害が起こっているような気がします。
想定外の気象現象は、これからも日本列島をずたずたにするのでしょうか。
昔からの馴染みの地名が災害に遭い、ニュースで見るのは本当に辛いです。

我が家では遅咲きのアジサイが一本だけ・・・
爽やかな色だからと薦めてくれた友達に申し訳ないほど、花が咲きません。
枝は何本も増えるのに。
でも、その一本の小さなアジサイが、夏椿の下で雨に打たれているのも良いものです。

最近の園芸種の種類は多過ぎて、名前も覚えられず困ったものです。
これは種で植えてから、毎年咲いてくれます。
もらった種で、名前も栽培方法も知らずに、この時期に咲きます。
今年は花数が増えました。

玄関の入口の溝に、斑入りのチドメグサを植えて
半分は多肉植物のような植物に占領されています。
かわいい小さい花が咲き、踏まないように気をつけています。

「今週の友からの花だより」は「エケベリア」の可憐な花です。
こちらは立派な多肉植物の種類。
育ちの良い元気なエケベリアでないと、花は咲いてくれないよね。

もう一枚は、珍しい現象なのでは?
白の「センニチコウ」の花から、芽が出てきているのを発見したとか。
花から種が落ちないで、毎日の雨に芽をだした様子です。
これを植えたらどうなるのかしら。面白いね。

お気に入りの窓から

小さな庭の四季折おりの移ろいを眺めて楽しんでいます。